Yuta Tanei

種井悠太(2018年受講 モーツァルテウム音楽大学修士課程修了)

 

今回、シェーファー先生の講習会を奨学生として受講させていただき、ありがとうございました。

シェーファー先生の素晴らしさは友人から常々耳にしていましたが、最初のレッスンを受けたあとはとても感動いたしました。

 

先生はドイツ人的な論理的考えの中にも、音楽の根底にある感情やユーモアを非常にわかりやすく、比喩を使って面白おかしく説明されており、今回この講習会でこのような音楽家に巡り会えたことに感謝しています。また、先生のフレンドリーで気取らないその人格も大変印象に残りました。

また、ホストファミリーの方の温かい人間性とGastfreundschaftには感銘を受けました。甘やかされた坊っちゃん二人()を快く出迎えてくださり、到着の翌日には晩御飯を、終了コンサート後の夜にはシャンパンを振る舞ってくださいました。一階のWohnungはとても広く、静かで、近くにスーパーもあり、何一つ不自由することなく講習会の間快適に過ごすことができました。Familie Schmidtとの出会いも今回の講習会での大切な思い出になりました。

 

これら全てを実現させてくださった小長さんとアシスタントの朝島さんには心から感謝いたします。先生とのスケジュールの調整、ホストファミリーの手配、ホールの予約、通訳etc、これら全てをオーガナイズし成し遂げる小長さんのバイタリティーには感嘆します。

そして、終了コンサートで立ち見が出るほどの聴衆が来てくださっているのを見たとき、小長さんの努力が確実に実になっていることを感じました。

 

シュミットさんが最後の夜に、小長さんの最初のスピーチは非常に面白いeine richtige deutsche Redeだったとおっしゃっていました。

 

これからも、沢山の受講生がこのような素晴らしい経験ができるよう願っております。

 

お世話になりありがとうございました。