Mamoru Hasegawa

長谷川護(大阪音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業)

 

ミュンヘン国際音楽セミナーのピアノ部門に参加しました、長谷川護です。この度は本当にお世話になりました。私は今回、ベッケラー先生とシェーファー先生のレッスンを2回ずつ受講しました。まずベッケラー先生には、美しい音色の作り方や場面に応じた技術的な奏法を教えていただきました。指先や腕、更には体全体の使い方など、その指導内容は具体的で、特に先生がレッスン中に何度も仰っていた、「手首をスイングさせて」という言葉はとても印象に残っています。実際に先生がスイングさせて奏でる音は本当に素晴らしく、とても感動しました。先生の指導によって自分の音が変わっていくのを肌で感じ、音楽を奏でることの楽しさを改めて実感する事ができました。

 

シェーファー先生には、楽譜を深く読み込む事、楽譜に込められた作曲家の意図などをご指導していただきました。なぜここでこういう指示があるのか、その指示により音楽にどのような効果をもたらすのか。それに対する先生の解釈はとても説得力があり、新たに多くの事を発見しました。また、シェーファー先生の音楽はとてもダイナミックで、レッスンを通して音量や緩急の幅がとても広がったのを感じました。

 

セミナー最終日は、本場ドイツでの演奏会に出演するという貴重な経験をする事ができました。聴衆の皆さんも温かい方ばかりで、とても充実した時間を過ごす事ができたと思います。